あおい森の家のお仕事報告

みなさまに愛される仕事を目指し活動中です

2020年09月

「あおい森新聞」第7号発行のお知らせ

すっかり月後れになってしまってますが・・・
新聞は継続しています(笑)

なので、内容が夏情報です💦

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いつも新聞を置いて下さるカフェのオーナーより
「毎月楽しみにしてるお客さんいるんだよ~」って声をかけて頂き
本当に嬉しい限りです。たった一人でも読んでくださる方がいる限り書き続けていきます
(新聞を書くことはもはや私の趣味でもありますが・・・)


現在、古民家リノベもいよいよ最終段階です。
11月になりますが完成内覧会も予定しております。近くになりましたら広告媒体としてまたお知らせいたしますね

ロースタリー日記(土壁修復編)

毎日暑い日が続いております💦
ほんと現場で作業している皆様に命頭が下がります。

さてさてすっかりblog更新が遅れてしまってます現場は着々と進んでおります。(毎日、現場作業に入っていたせいで更新がおくれていました)


今回は古民家ならではの「土壁」の話です。


1階の一部は解体してしまったので補修個所はなかったのですが、2階の居室の天井を抜いたところ土壁が露出。補強して再生することにしました。

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材料は1階の解体時に出た土壁を再利用しました。

あらかたゴミや石など除き、そこに水を加え1週間ほど寝かせます→もともと入っていた藁はつなぎになるのでそのまま利用(藁に水分をふくませ軽く発酵させるとよいみたいです。)
水は多すぎてもだめなので途中で調整しました。



寝かせた土を補修する箇所へ塗ります。もともとの壁も少し湿らせたほうが土壁が乗りやすいです。




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塗ったばかりは黒っぽいけど、2、3日すると乾いて元の土壁と同じ感じになります。


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最終的には梁上をすべて補修し、仕上げに漆喰をぬりました。元々建物の内壁がすべて漆喰仕上げだったので違和感なしこうしてみると、どこを補修したか分からないくらいです。

天井はもともとの野地板が古すぎて補修不能だったため板を新たに張りましたここもそのまま表しで使用出来たらよかったのですが、、、、、

土壁の土も70年以上前の土で、柱も、梁も多少ゆがみはでていますが改めて木造建築の凄さを感じます。10年前の東日本大震災にも耐え本当に素晴らしい建物です。こうした古民家や空き家を再生していくことも地球環境を守る手段の一つですし、過疎化問題の解決になる手段でもあると思っています。


今月には木工事が完了しますが、さかのぼって経過をおしらせしますねどうか気長にお付き合いくださいませ。
ギャラリー
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